メルセデスAMG移籍のハミルトン、特別扱いは望まず

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ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
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メルセデスAMG代表ロス・ブラウンは、来季のチーム体制がルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの完全な同等条件となることと、そもそもハミルトンの側から優遇の要求がなかったと語った。

先週、来季からのメルセデスAMG移籍を発表したハミルトンは、5年間ドライブしたマクラーレンを離れる理由として『新たなチャレンジへの渇望』を挙げた。ハミルトン獲得にあたっては長期の交渉があったが、ブラウンはハミルトンからはこの間一切特別扱いの要求は出ていないと言う。

「ルイスは一切、優遇条件を要求していない。それを要求しないことが彼のプライドなのだろう。同じチームの中で彼が求めるのは、チームメイトとの平等な扱いであり、この点はわれわれの方針と一致している」

「この部分の交渉は簡単に片付いたが、チームが困惑するような条件を持ち出すでもなく、淡々とした彼の態度にはこちらも大いに感じ入った。ルイスが持ち出さない以上、込み入った話し合いにもならないわけだ。仮に要求されていたとしても、われわれは受け入れなかっただろう」

ハミルトンは直ちにチームと融和し、チームは彼のベストを引き出すことができるだろうとブラウンは語る。

「マクラーレンでルイスが至れり尽くせりの厚遇を受けていたことは間違いないだろう。実際彼がチームに来るまでは何がどうなるかは予想し難いが、われわれの仕事の進め方とルイスの考え方とは同じ方向を向いているように思う。私個人だけでなく、チームの全員がハミルトンとしっかりとかみ合い強力なチームが出来上がるだろう」

《編集部》

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