9月のタタのインド新車販売、3か月ぶりに減少

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インド自動車大手で、インド乗用車市場第3位のタタモーターズは10月1日、9月のインド新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。総販売台数は7万5773台。前年同月比は4%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。

タタのインドでの主力は商用車。9月は4万8680台を販売し、前年同月比は5%増。このうち、LCV(ライトコマーシャルビークル)は3万3393台を占め、前年同月比は19%増と引き続き伸びる。

また、9月のインド乗用車販売は2万1652台。前年同月比は18%減と、7月の53%増、8月の33%増から一転、3か月ぶりに前年実績を下回った。そんな中、超低価格車の『ナノ』は5491台を売り上げ、前年同月比87%増という高い伸びを示す。

ナノ以外の車種では、『インディゴ』シリーズが3706台にとどまり、前年同月比52%減と2か月連続のマイナス。『インディカ』シリーズも、23%減の7936台と3か月ぶりに減少した。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズも、前年同月比15%減の4519台とマイナスに転じている。

タタモーターズの2012年4-9月インド新車販売(輸出も含む)は、40万9898台。前年同期比は3%増と、かろうじて前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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