熱海HISTORICA G.P.開催…がんばれパパのヒストリックカーイベント

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
熱海HISTORICA G.P.開催
  • 熱海HISTORICA G.P.開催
  • 熱海HISTORICA G.P.開催
  • 熱海HISTORICA G.P.開催
  • ロールス。ロイス シルバーゴースト
  • ランボルギーニ・カウンタック
  • マツダ・ルーチェロータリークーペ
  • トヨタ・コロナ、プリンス・スカイライン、三菱・コルト(前方から)
  • 日産・チェリークーペ

9月29日から30日にかけて、第1回目となる熱海HISTORICA G.P.が開催された。主催は熱海ヒストリカG.P.実行委員会。

東洋のモナコとも呼ばれる静岡県熱海市において、ヒストリックカーイベントが開催された。当日参加も含めると210台を超え、非常に見ごたえのあるイベントとなった。

このG,P.という名称について、実行委員長の是枝正美氏は「クルマ好きだとグラン・プリだと思うでしょうが実は違うのです。古いクルマを持っているとお父さんは家の中で結構肩身の狭い思いをしています。そんなお父さんがリゾート地でもある熱海のイベントに、お子さんや友人や奥様を連れて来ることが出来たらどんなに楽しいかと思って名付けました。このGは頑張れ。Pはパパです」という。

集合場所であり、第1展示会場でもある長浜海浜公園(静岡県熱海市)には、続々と参加車が集まり、展示会場から溢れんばかりの様相であった。そこは、海に面した芝生もあるため、見る角度と参加車によっては、アメリカのペブルビーチコンクール・デレガンスともいえそうな光景が広がっていた。

今回の参加車は1986年までに生産された車両で、古くは1910年のロールス・ロイス『シルバーゴースト』から1986年のランボルギーニ『カウンタックQV』、また、マツダ『ルーチェロータリークーペ』や、日産『チェリー』など、日本車の姿も多く見られたのも特徴といえるだろう。

午後からは熱海市内をパレードし、熱海市内の第2会場へ移動。その後宿泊場所でもあるホテルニューアカオへ(静岡県熱海市)。翌30日は早朝にホテルニューアカオハーブガーデン内でのヒルクライムを楽しんだ後、市内パレード及びツーリングを行い解散となった。

主催者によると、2013年も同時期に第2回目を開催予定とのことである。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集