モスクワ最大の公共交通公社であるMosgortransh社が、独ZF社のオートマチックトランスミッションなどを組み込んだバス1083台を発注した。
モスクワのMosgortransh社が発注した1083台のうち、Volzhanin社が製造する連接バス170台には高効率で静粛性にも優れたZFの6速オートマチック・トランスミッション「エコライフ」が組み込まれる。同トランスミッションは燃費の改善だけでなく騒音の低減にも寄与する。また、連接バス以外の650台の車両には、ZFの6速オートマチック・トランスミッション「エコマット」が搭載される。くわえて、1083台のバスすべてに、前後サスペンションシステムを供給する。
また、キエフの公共交通公社であるKyivpastrans社も、ZFのシャシ・テクノロジーによって走行する296台の低床トロリーバスを発注。ZF社はサスペンションとステアリングシステムを供給する。