50%転がり抵抗低減タイヤはここまで転がる[動画]

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AAA-aの試乗比較には、AAA-cのタイヤが使用された
  • AAA-aの試乗比較には、AAA-cのタイヤが使用された
  • 50%転がり抵抗低減タイヤは転がり抵抗Aタイヤとの慣性走行比較が行われた
  • 試乗会では、最新低燃費タイヤの試乗も行われた
  • 試乗会では、最新低燃費タイヤの試乗も行われた
  • 住友ゴム工業 岡山テストコース
  • AAA-aの試乗比較には、AAA-cのタイヤが使用された
  • スキッドパッドで行われたAAA-cからAAA-aの比較は非常にわかりやすく滑らないタイヤを体感できた
  • スキッドパッドで行われたAAA-cからAAA-aの比較は非常にわかりやすく滑らないタイヤを体感できた

住友ゴム工業は「環境対応タイヤ技術セミナー」を神戸本社にて行った。

セミナーでは、同社技術者による最新技術の説明や商品の紹介などが行われ、最新の環境対応タイヤの試乗会も行われた。試乗会は岡山テストコースで行われ、セミナーで触れられていた「50%転がり抵抗低減タイヤ」そしてラベリング等級「AAA-a」タイヤ、更に「軽量化タイヤ」と3つの開発中タイヤが用意され、参加者を驚かせた。

「軽量化タイヤ」には岡山テストコース周回路の試乗、「AAA-a」タイヤには周回路と散水された低ミュー路面のスキッドパッド走行、「50%転がり抵抗低減タイヤ」には積載車からの慣性走行と、実験的な試乗メニューが用意され、従来のタイヤとの違いや効果が実感でき、改めてタイヤというパーツの重要性を体感できた。

同社タイヤ技術本部 第一技術部長 商品開発担当部長の鈴木俊昭氏は「色々な車のタイプがあるように、お客様もタイヤに性能を求める方や価格を重視する方など様々です。AAA-aのタイヤもそうですが、作る技術はあります。しかし、これからが開発の重要な部分で、どのような性能、価格でお客様へご提供するかというのが課題なんです」という。

常務執行役員でタイヤ技術本部長の西実氏は「皆様と色々お話させて頂いて、やはりお客様目線で考えなければいけないと。どんな車にも合うサイズ・ラインナップをそろえ、適切な価格を目指します。販売、開発、工場と全スタッフが同じ目線でこの目標に向かうことが我々の強みでもあり、今までの成功があります」と同社の開発にかける思いを語った。

《山本 一雄》

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