ブガッティ ヴェイロンに特別な「SE」…専用ツートン

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ブガッティ ヴェイロン 16.4グランスポーツ VITESSE SE
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世界最強、最速、そして最も高価なことで知られるフランスのスーパーメーカー、ブガッティ『ヴェイロン』。同車の特別モデルが、米国で初公開された。

これは8月17日、米国カリフォルニア州で開幕した「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」での出来事。『ヴェイロン 16.4グランスポーツ VITESSE SE』と命名された特別なヴェイロンが、現地で披露されている。

ペブルビーチ・コンクール・デレガンスは、世界有数のクラシックカーの一大イベント。2011年はレクサスが新型『GS』、日産自動車の高級車ブランド、インフィニティが新型クロスオーバー、『JXコンセプト』をワールドプレミアするなど、富裕層が多く集まるイベントだけに新車発表の機会も多い。

ブガッティが今年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスで初公開した特別なヴェイロンは、2012年3月のジュネーブモーターショー12でワールドプレミアした『ヴェイロン 16.4グランスポーツ VITESSE』がベース。「グランスポーツ」はヴェイロンのオープンモデルで、「VITESSE」は、その最強グレードとして誕生した。

「SE」の名が冠せられた特別モデルは、ボディカラーを専用のホワイトとライトブルーのツートンで塗装。これは1928年に生産されたブガッティの名車、『タイプ37A』をモチーフにしたものだ。

細かい部分では、ホイールのリムまで、ライトブルー仕上げ。インテリアは「Cognac」と呼ばれるレザーを大部分に使用しており、ライトブルーのアクセントと相まって、非常にエクスクルーシブな雰囲気を醸し出す。

パワートレーンに変更はない。4個のターボチャージャーで過給される8.0リットルW16気筒ガソリンエンジンは、クーペの最強グレード「16.4スーパースポーツ」譲り。最大出力は1200ps、最大トルクは153kgmを引き出す。0‐100km/h加速は2.6秒、最高速は410km/hと、桁外れのスペックを誇る。

《森脇稔》

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