メルセデスベンツ Cクラス、AMGスポーツパッケージを標準化

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メルセデスベンツ・C180ブルーエフィシェンシーアバンギャルド
  • メルセデスベンツ・C180ブルーエフィシェンシーアバンギャルド
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メルセデスベンツ日本は、『Cクラス』のラインナップの変更を行い、一部モデルを除きこれまでオプションだったAMGスポーツパッケージを標準装備化した。

「これまではAMGスポーツパッケージというオプションがありましたが、今回の改良で、エントリーグレード以外のほとんどのモデルにAMGスポーツパッケージが標準装備となりました」と話すのは、同社商品企画・マーケティング部製品広報課マネージャーの嶋田智美さん。「エントリーモデル(C180ブルーエフィシェンシー)はスリーポインテッドスターもマスコットタイプで、ホイールも16インチであるなどベーシックなスタイリング。そのパッケージオプションとしてAMGスポーツパッケージを提供しています」。そして、「C180アバンギャルド以上は、少なくとも外装はAMGスタイリングと呼ばれるフロントスポイラーやサイドスカート、リアスポイラーなどが装着されています」とする。

そこで今回は、“AMGスポーツパッケージプラス”というオプションパッケージが新たに追加された。「AMGトランクリッドスポイラーリップや、シートベルトが赤になるなど、より差別化を求めるユーザーに選んでもらいたいと設定しました。全世界的にスポーツパッケージプラスというオプションがあり、それをもとに若干日本でアレンジをして、新しいパッケージとしてオファーをしています」と述べる。

この赤いシートベルトについて嶋田さんは、「国によっては派手すぎるという評価があるようですが、日本では意外と面白がってもらえています。Cクラスで赤いシートベルトというのが、ちょっとしたギャップが感じられるのでしょう」とし、さらに、「シートなどにも赤いステッチが入っています。そのシートもノーマルとは違うシートで、GLKスポーツパッケージと同じシートです。SUVはよりハードな走行をされる方が多いので、サイドサポートが深くなっていたりします。今回それを移植したのです」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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