メルセデスAMGのロス・ブラウン代表は、コンストラクターズ争いにおいて5位でチームが満足することはないと語る。
開幕直後はニコ・ロズベルグが中国GPでF1初勝利を挙げるなど幸先の良さを感じさせたが、直近の成績は振るわず、コンストラクターズ順位は今の時点で5位、トップのフェラーリとの得点差は83にまで拡大している。
「もっと上に出たい。5番手はわれわれの目標ではないし、改善のためにはどんな努力も惜しまない。レースはまだ何戦も残っていてポイントもいくらでも手に入れることはできるだろう」
「マシンの開発は目標水準に届いていないことは確かだが、チームと人材の力があれば後半戦はもっと強力に戦うことができる」
「今までの成果にまったく不満というわけではない。優勝1回と何度かのポディウムフィニッシュによって、獲得ポイントは去年の同時期より多い。その一方、今頃はもっと安定した戦闘力を確保しているべきだったという反省もある。チームを強化する余地があるし、マシンももっともっとコンペティティブにしていけるはずだ」