8月29日、ロシアで開幕するモスクワモーターショー12。同ショーにおいて、日産自動車が新型『アルメーラ』をワールドプレミアすることが判明した。
これは8月8日、日産自動車の欧州法人である欧州日産が発表したもの。新型『アルメーラセダン』が、モスクワモーターショー12で初公開されるとアナウンスされたのだ。
アルメーラはもともと、『パルサー』の欧州名。欧州では2006年をもって生産を終了している。新型アルメーラは、ロシア市場向けの主力小型セダンとして開発。日産としては初めて、ロシア市場向けに専用開発し、現地生産するモデルになる。
新型アルメーラは2013年初頭、ロシア市場で発売。生産はロシア西部のトリヤッチ工場で行う。同車の生産開始に先駆けて、2012年11月には塗装とプレス加工の新工場が完成する予定だ。
欧州日産のGuillaume Cartier販売担当副社長は、「急成長中のロシア市場の最量販ゾーンへ、競争力ある新型を投入する」とコメントしている。