INDYCAR第12戦の舞台はミッドオハイオ。スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が4番手からスタートして、ポールポジションからトップを守り続けていたウィル・パワー(Team Penske)を追撃。57周目に行った2回目のピットストップで、パワーをパスしてトップに躍り出ると、一気に差を広げて今季2勝目を挙げた。
前回2位の佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、予選からマシンバランスに苦しみ、決勝も粘りの走行を続けたものの、13位完走に終わっている。
佐藤琢磨のコメント:
「タフなレースでした。僕たちにとっては大切な週末で、スタッフ全員、懸命に働きましたが、残念ながら自分たちに必要なスピードを手に入れることはできませんでした。スティントの最初はバランスが良好でした。けれども、スウィートスポットはあまりに狭いように感じられました。このため、スティントの中ほどではまだ状況がよくても、最終的にはグリップを失ってしまいました。コース上で何人かをオーバーテイクするいっぽうで、何人かに抜かれてしまいました。最終的にはいくつか順位を上げられましたが、それで十分とはいえませんでした。いまは、ソノマでテストを行い、ロードコース・コンフィギュレーションの理解が深まることを期待しているところです」
順位/ドライバー/所属チーム/周回数
1: ディクソン(Chip Ganassi Racing) 85
2: パワー (Team Penske) 85
3: パジェノー (Schmidt/Hamilton Motorsports) 85
4: ブールデ(Dragon racing) 85
5: ヒンチクリフ (Andretti Autosport) 85
6: カナーン (KV Racing Technology) 85
7: ブリスコー (Team Penske) 85
8: アンドレッティ (Andretti Autosport) 85
9: ヒルデブランド (Panther Racing) 85
10: タグリアーニ (Bryan Herta Autosport) 85
11: レイホール (Chip Ganassi Racing) 85
12: ニューガーデン (Sarah Fisher Hartman Racing) 85
13: 佐藤 (Rahal Letterman Lanigan Racing) 85
14: パンターノ(Chip Ganassi Racing) 85
15: バリチェロ (KV Racing Technology) 85
16: カストロネベス (Team Penske) 85
17: フランキッティ (Chip Ganassi Racing) 85
18: ウィルソン (Dale Coyne Racing) 85
19: ジェイクス (Dale Coyne Racing) 85
20: ビソ (KV Racing Technology) 85
21: コンウェイ (A.J. Foyt Racing) 85
22: カーペンター (Ed Carpenter Racing) 84
23: デ・シルベストロ (HVM Racing) 83
24: ハンターレイ (Andretti Autosport) 79 メカニカル
25: セルビア (Panther DRR Racing) 7