フランスの自動車大手、ルノーグループは7月27日、2012年上半期(1‐6月)の決算を発表した。
同社の発表によると、グループ全体の売上高は209億3500万ユーロ(約1兆9730億円)。前年同期比は0.8%のマイナスとなった。
また、上半期の純利益は、7億8600万ユーロ(約760億円)。前年同期の12億5300万ユーロに対して、37.3%の大幅な減益だ。
2012年上半期の世界新車販売台数(ダチアなどを含む)は、前年同期比3.3%減の133万台。ギリシャに端を発した信用不安の影響で、欧州での新車販売が落ち込んだのが響いた。
ルノーのカルロス・ゴーンCEOは、「困難で不確かな環境にあるが、引き続きルノーは2012年の目標達成に向けて、順調な足取りだ」とコメントしている。