全体相場は反落。
米国景気の先行き不透明感から売りが先行。後場入り後は、週末控えによるリスク回避の売りとともに、円高を警戒した売りが加速した。
ほぼ全面安の展開となり、平均株価は前日比125円68銭安の8669円87銭と急反落。6月26日以来約1か月ぶりの安値水準で引けた。東証1部の売買代金は4日連続の1兆円割れ。
自動車株は全面安。
スズキが29円安の1422円と10日続落。インド工場の暴動に伴う生産停止が嫌気され、連日の安値更新となった。なお、大手外資系証券では「数週間の操業停止なら挽回が可能」として投資判断で「買い」を継続している。
トヨタ自動車が53円安の2967円と反落し、再び3000円台割れ。
ホンダが29円安の2487円、日産自動車が1円安の727円と反落した。
こうした中、いすゞが1円高の403円と小幅ながら続伸。