パナソニックグループ エナジー社は、中国 蘇州工場内で建設を進めていた、民生用リチウムイオン電池新工場の竣工式を7月16日に開催した。
リチウムイオン電池は、再生エネルギーの蓄電用や環境対応車などの動力用として拡大が期待される一方、ノートパソコンなどの民生用途については、グローバルでの競争激化や為替の影響などにより、コスト低減が市場から求められている。
同社では、中国3拠点(蘇州、無錫、北京)での一貫生産体制を構築し、民生用リチウムイオン電池の生産を増強。中国での生産比率拡大、現地部材の活用、物流コストの削減などにより、コスト低減を実現するとともに、為替変動などによるリスク回避を図る。