全体相場は7日ぶりに反発。米国市場の下落や企業業績の減速懸念を背景に、朝方は売りが先行。しかし、売り一巡後は連休を控え、値ごろ感からの買い、信用取引の買い戻しが入る展開となった。中国の4-6月期国内総生産(GDP)が市場予想を下回ったが、改めて材料視されず。平均株価は前日比4円11銭高の8724円12銭と小反発して引けた。自動車株は高安まちまち。日産自動車が3円高の711円と反発。いすゞ、ダイハツ工業も反発した。一方、トヨタ自動車が15円安の3010円と7日続落し、ホンダも22円安の2488円と続落。スズキが15円安の1529円と6日続落。一時21円安の1523円と昨年11月以来の安値に下落した。インド経済の先行き懸念、エコカー補助金終了の影響を警戒する売りが出たもよう。三菱自動車もさえない。こうした中、富士重工が612円、日野自動車が550円、マツダが95円で変わらず。