【シトロエン DS5 発表】DSラインは来店誘引の役割も

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間もなく発売が開始されるシトロエン『DS5』により、シトロエンは“Cライン”と“DSライン”それぞれのモデルが揃うことになる。

プジョー・シトロエン・ジャポン広報部シトロエンPRマネジャーの村田佳代さんは、それぞれのユーザー層について、「Cラインは実用的で機能性を求める方。例えば、ラゲッジルームが大きい、運転がしやすい、取り回しがしやすいという理由で購入するユーザー」とし、DSラインは、「ライフスタイルをしっかり持っている方。年齢層を問わず、デザイナーや美容師、クリエーターなどの職業の方が多いです」と述べる。

また、DSラインは来店誘引の役割もあるという。「DSラインの各モデルは目を惹くので、(興味を持って)来店されますが、何らかの要因で、Cラインを購入するケースも多いです」と話す。

その例として、「『DS4』が格好いいと家族で来店されましたが、リアウインドウが開閉しないので子供が駄目であったり、あるいは、トランクが小さいなどで、抵抗感が持たれる場合があります。その際、セールスマンがすかさず『C4』を勧めると、実用性でC4の購入に繋がるのです」とし、「そういう意味では差別化されていますので、コンペティターではないと思います」という。

2012年のシトロエンの販売目標を4,000台としているプジョー・シトロエン・ジャポン。「そのうち6割がCラインだと思います」と村田さん。「特に『C3』が売れており、150台ほどの限定車を出しても2時間とか3時間ですぐに売り切れてしまうのです。シトロエンの元気はC3のおかげです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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