ポルシェは6月29日、ドイツのライプツィヒ工場の累計生産台数が50万台に到達したと発表した。
ライプツィヒ工場は、ドイツ・ザクセン州に2001年に完成。2002年からSUVの『カイエン』の生産をスタートさせた。2009年には、『パナメーラ』も生産車種に加わった。
2013年末には、新型SUVの『MACAN』がライプツィヒ工場での生産を開始する予定。これに合わせてポルシェは、同工場に5億ユーロ(約500億円)以上を投資して、生産設備を拡張中だ。
記念すべき累計生産50万台目となったのは、『カイエン』。地元の消防署に寄贈される特別モデルで、赤と白のボディカラーやルーフのフラッシュライトなどの装備が特徴だ。
ポルシェのマティアス・ミューラー社長兼CEOは、「わずか10年で累計生産台数が50万台に到達したのは、ポルシェのような高級車メーカーにとっては称賛すべき結果」とコメントしている。