キャンバスマップルはiPhone向けカーナビゲーションアプリ「マップルナビS」を開発、26日から販売を開始した。山本幸裕社長は26日都内で会見し「1年間で10万ダウンロードを目指している」と述べた。
価格は1400円だが、7月13日までは半額の700円で購入できるキャンペーンを実施している。マップルナビSは同社の親会社である昭文社が発行している「スーパーマップル」の地図を活用するとともに、全国47都道府県主要部の「ぬけみち」データも収録している。
日本全国の地図を丸ごとダウンロードするスタンドアローン式のため通信環境のない場所でも使用が可能。また同社の電子書籍アプリ「ことりっぷ」や「まっぷるマガジン」との連携で、観光スポットの検索や、旅行先周辺の情報なども手軽に入手できるのも特徴。
また山本社長は「スタンドアローン型なので利用期限はない。地図は年2回、2年間更新して、プラス1年間OSのアップデートに対するサポートをつけるので、実質3年間(最新の状態で)使える」と説明した。
一方、Android端末向けアプリに関しては企画検討段階という。またiPadに関しては対応準備中で、バージョンアップの過程で対応するとしている。