BMWは5日、初の4ドアクーペ『6シリーズ グラン クーペ』を発売した。エレガンスでありながらスポーティさも兼ね備えたスタイリングが特徴のラグジュアリークーペだ。
エンジンは最大450馬力を発生する新開発の4.4リットルV型8気筒DOHCのBMW ツインパワー・ターボ(650i グラン クーペ)を搭載、8速スポーツAT、中低速域の俊敏性と高速域での走行安定性を高めるインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングが組合わされることで、高いドライビング性能とともに、優れた環境性能を実現している。また、640i グラン クーペには3.0リットル直列6気筒のBMW ツインパワー・ターボエンジンが搭載される。
インテリアでは、『6シリーズ クーペ』から115mm拡大されたホイールベースにより、大人が快適に過ごせる後部座席を実現したほか、リアシートはスポーティなデザインと高いサポート性を併せ持つ左右独立タイプとしながらも、後席中央にもシートベルトおよびシートクッションを装備、最大3名が後部座席に乗車することができる仕様とした。そのほか、分割可倒式シートを採用したことにより、最大1265リットルのトランク容量を確保している。
価格は、640i グラン クーペが986万円、650i グラン クーペが1257万円。