全体相場は3日続落。
欧州債務問題に対する警戒感から、ユーロ相場が1ユーロ76円台に急落。中国経済の先行きに対する警戒感も加わり、輸出関連株を中心に売りが先行する展開となった。
週末控えで手控えムードが強い中、平均株価は前日比102円48銭安の8440円25銭と続落。1月16日以来4か月半ぶりの安値水準となり、1992年3~5月以来の9週連続の下落となった。
自動車株は全面安。
トヨタ自動車が30円安の3010円と3日続落。
日産自動車が23円安の735円、ホンダが53円安の2459円と続落した。
マツダが4円安の96円と続落。ユーロ安によるユーロ事業の採算悪化を警戒した売りが止まらず、終値で上場来初の100円割れとなった。
スズキが36円安の1596円と続落。インド景気の減速に伴い対円でルピーが下落基調をたどっており、インド事業に対する影響を懸念した売りが出たもよう。
三菱自動車、ダイハツ工業が反落。