三菱ふそうトラック・バスは29日、中型トラック『ファイター』のクランクシャフトプーリーに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年5月24日~2012年4月20日に製作された4487台。
クランクシャフトプーリーの製造が不適切なため、ベルト溝部の肉厚が不足しており、プーリーが破損するおそれがある。
全車両、クランクシャフトプーリーを点検し、不具合品が装着されていた場合は良品と交換する。
不具合発生はなく、社内情報で発見した。現在までのところ、本件に起因する事故は起きていない。