BMWが14日、欧州で発表した新型『1シリーズ』の最強グレード、「M135i」。同車のエンジンが、米国仕様の『1シリーズクーペ』と『1シリーズカブリオレ』に搭載されることが判明した。
これは15日、BMWの米国法人、BMWノースアメリカが明らかにしたもの。「135is」と呼ばれる1シリーズクーペ&カブリオレの新グレードが発表されたのだ。
この135is、M135iから移植された直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを搭載。Mパフォーマンスによる専用チューンを受け、最大出力は320psを獲得する。このパワーはM135iと同数値。ただし最大トルクは、M135iの45.9kgmから43.8kgmへ、デチューンされる。
トランスミッションは6速MTが基本で、7速デュアルクラッチはオプション。内外装や足回りは『1シリーズMクーペ』に準じており、「Mスポーツパッケージ」が標準装備されている。
米国には新型1シリーズは導入されておらず、従ってM135iの導入予定もない。代わりに設定されたのが、この135isグレードといえそうだ。