トヨタ自動車は16日、レクサス『GS350』のギヤ比可変ステアリングシステム(VGRS)制御コンピュータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2011年12月12日~2012年2月22日に製作された375台。
VGRSの制御プログラムが不適切なため、ハンドルを切った状態で駐車直後に再始動するとハンドル中立位置がずれて、前照灯の照射位置が左右方向にずれるおそれがある。
全車両、コンピュータのプログラムを修正する。
不具合発生件数は1件、社内からの情報で発見した。現在のところ、この件に起因する事故は起きていない。