ヨーロッパラウンドの開幕地、スペインGPで5位入賞を果たした小林可夢偉(ザウバー)。表彰台も可能だったと、アップデートを受けたマシンの手応えを語る。
「チームが本当に立派な仕事をしてくれた。アップデートがとても有効だったんだ。バーレーンGPと比べてレースペースが非常に良くなった。予選の不運がなければ決勝はポディウム(表彰台)も可能だった気がする」
「9位スタートなら5位でも十分満足できるが、マシンのポテンシャルはもっと高いところにあった。渋滞に囲まれたので、オーバーテイクが容易ではなかった。ストレートでは距離が開き過ぎていてDRSで抜くことができなかった。それで多少のリスクは覚悟して、コーナーで仕掛けるしかなかったんだよ」
「最終スティントは非常にタイトな争い巻き込まれてタイヤをひどく傷めてしまった。やはり集団の前に出るためには、ウィークエンド全体を通して予選から上手くやらないとだめだね。パストール(マルドナド)はウィークエンド全体を上手くやって勝ったんだ。僕の最近の5位フィニッシュは去年のモナコだから、これがきっかけとなって上昇できることを心から願っている」