全世界で50台、そのうち2台が日本にもたらされる、マセラティ『グランカブリオ フェンディ』のデザインはフェンディによって行われた。
そのデザイナーは、シルヴィア・ベットリーニ・フェンディ氏。フェンディ家3代目のデザイナーがそのエクステリア、インテリアのデザインを手がけたとはフェンディ・ジャパン・カンパニー CEO ジャン・フィリッポ・テスタ氏の弁。
マセラティジャパンCEOファブリッツィオ・カッツォーリ氏も、匠の技によって生み出される特別仕様車だと評価。「フェンディがこのプロジェクトのために作り上げた特別なコラボレーションロゴをインテリアにもエクステリアにも配しています」とした。
さらに、このコラボレーションによって、もうひとつ誕生したものがある。それはクオイオロマーノという最高級品質のレザーを使いハンドメイドで作り出されるフェンディのセレリアラインから、「フェンディセレリアマセラティという特別なトラベルキットとして誕生しました」(テスタ氏)。このキットはパシュミナストールやボストンバック、ティアドロップサングラス、キーリング、ドキュメントホルダーで構成されている。
そのクオイオロマーノはグランカブリオフェンディのシフトレバーブーツとインスツルメントパネルカバーにも採用されている。