スズキのインド子会社、マルチスズキは4月30日、インドからの輸出台数が累計100万台に到達したと発表した。
マルチスズキは1982年に設立。インド国内向けの4輪車の組み立てを開始した。1986年からは、近隣諸国への輸出をスタート。その後、欧州やアジアなどの市場へ、輸出地域を拡大してきた。
2009年度は、14万7000台を輸出。そのうち75%以上を欧州が占めた。現在、世界5大陸125か国へ、マルチスズキ車は出荷されている。
記念すべき累計輸出100万台となったのは、マルチスズキの主力車種、『Aスター』。デンマークの顧客の元へ届けられる1台だ。マルチスズキの中西眞三CEOは「累計輸出100万台の達成は、意義ある通過点」と述べている。