フィアットは23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、新型車の『ビアッジオ』(VIAGGIO)をワールドプレミアした。ビアッジオはクライスラーグループのダッジブランドが、アルファロメオ『ジュリエッタ』の車台をベースに開発した小型セダン、『ダート』の中国版。同社の戦略的コンパクトセダンが、中国合弁で現地生産され、フィアットブランドから発売される。ビアッジオの外観には、中国の顧客の嗜好に合わせた変更が施された。フロントグリルは、メッキを強調したデザイン。またリア周りでは、ガーニッシュの有無やナンバープレートの取り付け位置などに、ビアッジオとダートの違いが見出せる。エンジンは、1.4リットル直列4気筒ガソリンターボの「Tジェット」。最大出力は120psと150psの2種類が用意される。トランスミッションは、5速MTと「DDCT」と呼ばれるデュアルクラッチ。ビアッジオは広州汽車集団とフィアットの中国合弁、GACフィアットの湖南省長沙工場で、7月から生産開始。今秋、中国市場で発売される。
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