デンソーは、23日に中国で開幕する北京モーターショー12に出展し、「人、クルマ、社会をつなぐ」をメインテーマに、同社の最新技術や製品等を紹介する。
メイン展示の体験型コックピット「シンクロナイズドコンセプト」では、ドライバーの表情から眠気を検知し、必要に応じて休憩スポットをカーナビに表示する技術や、ドライバーがインターネットを介し趣向に合ったメーターのデザインを選択できる技術などが体験できる。
その他ブースでは、クルマに搭載したカメラが捉えた映像から、道路標識を識別して知らせる「画像認識技術」や、施設検索や音楽再生などのスマートフォンアプリケーションを、安全にカーナビのディスプレイ上で操作できる車載連携情報サービス「アルペジオ」を紹介。路車間通信・車車間通信の実証実験に使用されている無線通信機も展示する。
「つなぐ」技術以外にも、「電動化への対応」をサブテーマとして、HV用のインバーター、DC-DCコンバータ、リチウムイオン電池用電池監視ユニットなどの製品を展示。さらに、中国で販売している車載用プラズマクラスターイオン発生機やスパークプラグ、今後中国でも販売予定の車両運行管理システムなどを紹介する。