マクラーレンのF1チーム代表、マーティン・ウィットマーシュが、来週末に迫った中国GPへの抱負を語った。
「上海のレースをわれわれが得意としてきたのはリザルトを見てもらえれば明らかだ。過去4度のレースで、3度優勝という実績は、すべてジェンソン・バトンとルイス・ハミルトンが完全無欠なドライブの末に勝ち取ったものであり、われわれはこの実績にひとつを上積みする気構えで上海に向け出発する」
「1-2体制から2度スタートしながら優勝が1度にとどまっている今年の現状は手放しで喜べるものではないが、マクラーレンの関係者は開幕2戦で見せたペースに大いに勇気付けられたことも確かだ」
「ライバルチームも、この三週間のんびり休んでいたわけではないことは十分承知している。われわれも多忙だったし、勝利が約束されているなどとは全然思っていない。開幕2戦から総合的な戦力を読み取るのはやや難しかったが、今度のウィークエンドには全体像が見えてくるだろう。レースの展開はこれまで同様先頭集団の激しい接戦を予想している」