フォードモーターの米国市場における主力セダン、フォード『フュージョン』。今秋、米国市場で発売される新型フュージョンには、アイドリングストップが異例の低価格で用意されることが分かった。
これは2日、フォードモーターが明らかにしたもの。新型フュージョンに、わずか295ドル(約2万4000円)のオプションとして、「オート・スタート-ストップ」と呼ばれるアイドリングストップが設定されるとアナウンスされたのだ。
フォードモーターによると、アイドリングストップを装備することにより、燃費は平均3.5%向上。渋滞した市街地を多く走行する場合には、最大10%の燃費改善効果が期待できるという。
フォードモーターのサマンサ・フォイト氏は、「1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ仕様の場合、他のミッドサイズセダンと比較して、5年間で1100ドル(約9万円)のガソリン代が節約できる」と説明。アイドリングストップの効果をアピールしている。