開幕以来、ロータスF1はキミ・ライコネンとロマン・グロージャンが予選で好調なところを見せているが、今のところレースの結果には結びついていない。
グロージャンはオーストラリアGPとマレーシアGPで続けて序盤にリタイア、ライコネンはオーストラリア予選のQ1落ちを引きずりレースでも低位に終わり、ギヤボックス交換によるペナルティをマレーシアに繰り越す結果となっている。
ロータスのアラン・ペルマーネが語った。
「マクラーレンとレッドブルのフロント独占は揺るがないものの、その後方にわれわれが食い込むのは不可能ではないと考える」
「メルセデスはマレーシアでグリッド3位につけたが、レースペースはどうということはなかった。ニコ・ロズベルグがインターミディエイトに交換したときは、厄介なことになりそうだと感じたが、結果的にはほとんどわれわれと変わらないペースだった。メルセデスも今後は性能を上げてくるだろうが、今のところレースでは脅威にならないだろう」
「フェラーリもマレーシアのレースで素晴らしい結果を出したが、この先も予選で10位とか12位に低迷するのであれば、こちらが予選の優位を守ることができるはずだ。フェラーリは遠からずパフォーマンスを上げるだろうし大逆転を狙ってくるかも知れないが、われわれも黙って待っているつもりはない」