英国のオートバイメーカー、トライアンフ・モーターサイクル社は「第39回東京モーターサイクルショー」(23~25日)に『スティーブ・マックイーンエディション』を出品。5月7日から限定で65台発売する。
スティーブ・マックイーンといえば、『傷だらけの栄光』(1965年公開)で映画デビュー後 、『荒野の七人』(60年公開)、『大脱走』(63年公開)、『華麗なる賭け』(68年公開)、『ブリット』(68年公開)など数々の映画に出演した俳優だ。
なかでも『大脱走』で草原を縦横無尽にオートバイで疾走する姿は鮮烈だった。そのオートバイがトライアンフで、彼は無類のトライアンフライダーだったという。64年には東ドイツ(当時)で行われたISDT国際レースに米国代表として参戦したこともあった。
そんな名優、スティーブ・マックイーンに賛辞を込めて、トライアンフは2012年に記念モデルを発売することになった。同オートバイのサイドパネルにはマックイーンのサインが、そしてハンドルバークランプには限定車の証であるシリアルナンバーが刻印してある。ファン垂涎の的のオートバイといえよう。