フォードモーターは7日、2月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は4万0978台。前年同月比は28%増と、大型休暇の春節の影響で42%減と落ち込んだ1月から一転、2か月ぶりに前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォードマツダ(CFMA)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードマツダの2月販売のうち、フォードブランドは2万1092台。前年同月比は10.6%増と、1月の42.6%減から回復を果たす。中型セダンの『モンデオ』が、151%増の4063台と、引き続き販売の中心だ。
また、江鈴汽車の2月実績は、前年同月比48%増の1万8642台。商用車の『トランジットコネクト』が、前年同月比55%増の5280台と、高い支持を獲得している。
フォードモーターの2011年中国新車販売は、前年比7%増の51万9390台。同社は2015年までに、中国市場へ15の新型車を投入し、さらに販売台数を拡大する計画だ。