スイスで6日、幕を開けたジュネーブモーターショー12。プジョーのブースでは、新型クロスオーバーの『4008』がワールドプレミアされた。
同車は、PSAプジョーシトロエンと協力関係にある三菱自動車からOEM供給されるモデル。すでにプジョーは三菱自動車から、『アウトランダー』をベースにした『4007』の供給を受けている。また、三菱自動車のEV、『i-MiEV』を、プジョーは『i0n』として欧州で販売中だ。
ジュネーブモーターショー12で披露されたプジョー4008は、三菱『RVR』(欧州名:『ASX』)がベース。とはいえ、プジョー4008とRVRの外板の共通部分は前後ドア程度。フロントマスクにはプジョーの最新デザイン言語が与えられており、一目でプジョー車と識別できる。
欧州仕様のエンジンは、「HDi」と呼ばれるターボディーゼルのみ。1.6リットルが最大出力112ps、最大トルク27.5‐28.5kgm。1.8リットルは最大出力150ps、最大トルク30.6kgmを発生する。トランスミッションは、ともに6速MTのみだ。