F1キャリアで30回のポディウム記録を持つマーク・ウェーバー(レッドブル)だが、実はオーストラリアでは一度も3位以内に入賞した経験がない。
「自国のレースで勝てなかったドライバーということなら、セバスチャン(ベッテル)もそうだし、ジェンソン(バトン)もルーベンス(バリチェロ)も母国GPでは未勝利だ。どこで開催されようが開幕戦で勝つという気持ちは全員が同じ気持ちだろうけどね」
「ホームレースへの気持ちが無いのかと問われれば、無いと言えば嘘になる。でもコクピットでやるべきことはどこの国に行っても同じだ。メルボルンでも目一杯、集中するよ!」
そんな本人の意気込みとは無関係に、トーロロッソではレッドブルのシートを狙う若者が爪を磨く。ただ、その一方で若手ペアに総入れ替えをしたことで、ウェーバーには、もう2年の猶予が与えられたと見る分析もあるようだ。