ヤマハ発動機は、2011年12月期の期末配当を1株当たり15円50銭にすると発表した。
3期ぶりの復配となるものの、前回予想は1株当たり20円を予想しており、4円50銭の減配となる。
同社は配当については、連結当期純利益の20%を配当性向の下限としながら、持続的成長に向けた投資を積極的に行うとともに、業績動向や内部留保などの経営環境を総合的に考慮したとしている。
これまで実施してきた人員削減を含む構造改革の着実な推進によって業績、財務体質の改善が図れたと判断し、期末配当を実施するが、前期の連結当期純利益に基づいて配当性向20%で配当するため、1株当たり配当金予想を昨年8月3日公表の20円から今回は15円50銭に修正したとしている。