映画『007』シリーズ最新作として、12月に公開予定の『007スカイフォール』。同作品に、ボンドカーの象徴的存在、1964年式アストンマーチン『DB5』が起用されることが分かった。
これは13日、英国の大衆紙『ザ・サン』が報じたもの。同紙が『007スカイフォール』の制作関係者から得た話として、「作品中に『007』シリーズ第3作、『007ゴールドフィンガー』(1964年)に初めて登場し、ボンドカーの象徴となったアストンマーチンDB5が起用される」と伝えたのだ。
このアストンマーチンDB5には、機関銃、可変ナンバープレート(フランス/イギリス/スイス)、脱着式ルーフ、攻撃用バンパーガード、オイル散布装置、煙幕、無線電話など、ボンドカーならではの数々の秘密兵器が組み込まれていることで話題に。最新作では英国のナンバープレート、「BMT 216A」が1964年公開の『007ゴールドフィンガー』当時そのままで使われるという。
同紙によれば、アストンマーチンDB5は、『007トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)や『007カジノロワイヤル』(2006年)にも登場。しかし、ジェームズ・ボンド自身がカーチェイスシーンで運転するのは、1964年の『007ゴールドフィンガー』以来になるという。