日本エコサポーターは、車両に燃焼改善装置「エコサポーター/ビークル(E-S/V)」を後付けする「省エネ・CO2削減量の算定方法」を活用した実証支援サービスを2月から開始すると発表した。
サービスは、E-S/Vの導入で、省エネ・CO2の削減効果を見える化するもの。E-S/Vで、どの程度の省エネ・CO2削減の効果があるかを定量的に把握し、算定方法に基づいて省エネ・CO2削減効果を事業所単位で数値化する。
同社は今回のサービス開始に向けて2010年4月~2011年3月までE-S/Vを導入した車両100台規模での実証実験を実施した。結果は燃費向上率5.83%、台当たり燃料削減量約480リットルを達成したが、これを経てE-S/Vの算定方法を開発し、効果を数値化した。
同社では、新たなサービスを提供しながらエンジンの燃焼空気を最適化するE-S/Vを既存の車両に設置することで、トラック・バスなどディーゼル車の燃料コスト削減が図れるのに加え、CO2も削減できることをアピールしていく。