国交省、E10対応車普及へ燃料規格

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国土交通省は30日、「E10」対応ガソリン規格などを定めた道路運送車両の保安基準細目告示改正案をまとめ、意見募集を開始した。

ガソリンにバイオエタノールを10%混合したE10対応ガソリン車の普及に向けた措置で、経済産業省が揮発油等品質確保法施行規則を改正し、E10ガソリンの規格を定めたことを受けて、車両側の技術基準の前提となる燃料の規格および試験燃料の標準規格等を定める。

燃料規格では、エタノールを10体積%以下、酸素分を3.7質量%以下としたほか、乗用車用プラスチック製燃料タンクの技術基準と燃料蒸発ガスの測定方法の試験燃料標準規格についてはエタノールを9~10体積%、酸素分を3.7質量%以下、蒸気圧を56~60kPaなどと定めた。

来月28日まで意見を募集し、4月に施行する予定。

《レスポンス編集部》

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