米フィスカー社の4ドアPHVスポーツカー、『カルマ』にバッテリーの不具合があることが判明した。
これは23日、カルマのバッテリー製造元、A123システムズのデイビッド・ビューCEOが、顧客や取引先、株主に宛てた文書で明らかにしたもの。この文書によれば、カルマのバッテリー冷却システムに不具合があり、冷却液が漏れて最悪の場合、電気系がショートする可能性があるという。
A123システムズは、「直ちに危険といえる状態ではない」としながらも、フィスカー社と連携して、2011年7月から納車がスタートした約50台のカルマについて顧客と連絡を取り、不具合を修理する方針だ。