富士重工業(スバル)が発表した11月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比21.1%増の6万8153台となり、2か月連続で過去最高の数字を記録した。
国内生産は同25.3%増の5万1585台。震災影響による国内外での在庫不足解消に向けた増産によって、軽自動車は19か月振りに前年超え、登録車は11月単月として過去最高の台数で2か月連続前年超えとなった。海外生産も引き続き好調で、11月単月として過去最高の台数となった。
国内販売は同32.4%増の1万4163台と大幅プラス。前年がエコカー補助金終了の反動減により台数が少なかったことから、2か月連続の前年超えとなった。
輸出は同24.0%増の3万5754台と2か月連続で前年を上回った。米国、カナダ、ドイツ、ロシア、中国向けが好調を維持した。