フォルクスワーゲンは23日、『パサート オールトラック』の概要を明らかにした。実車は、30日に開幕する東京モーターショー11でワールドプレミアされる。
同車は『パサート』のステーションワゴン、『パサート ヴァリアント』をベースに、ちょっとしたオフロード走行を可能にしたモデル。同じくフォルクスワーゲン傘下のアウディが用意する『A4オールロードクワトロ』と、考え方は同じだ。
パサート オールトラックは、パサート ヴァリアントに対して車高を30mm引き上げ(最低地上高は165mm)、アンダーガード付きの専用バンパーを装着。足元には18インチのタイヤ&ホイールが組みこまれ、フェンダーにはエクステンションが追加される。
エンジンは、直噴ガソリンターボの「TSI」が、最大出力160psと210psの2仕様を設定。210ps仕様は、駆動方式が4WDの4モーションとなり、トランスミッションはDSGが標準だ。
フォルクスワーゲンは、「パサート オールトラックはパサートと『ティグアン』の間を埋めるモデル」と説明。オフロードでの走行性能も、引き上げたとしている。