フォルクスワーゲンが2011年1月、カタールモーターショーに出品した超低燃費コンセプトカー、『XL1』。同車の具体的な市販化計画が明かされた。
これは10月29日、『オートモーティブニュース』の欧州版が伝えたもの。同メディアのインタビューに応じたフォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルンCEOは、「2013年までにドイツの工場において、XL1を少量ではあるが、量産に移すつもりだ」と語ったという。
XL1は、800ccの2気筒ターボディーゼル「TDI」(最大出力48ps) にモーター(最大出力27ps)を組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。欧州複合モード燃費111.1km/リットル、CO2排出量24g/kmと、市販の内燃機関車としては、世界一の環境性能を標榜する。
同メディアは、「ドイツの工場とは、ドレスデンかウォルフスブルグのいずれかだろう」とレポートしている。