スズキは10月31日、インドの四輪車生産販売子会社マルチ・スズキが、インド西部のグジャラート州に将来の四輪車工場の建設を見据え、土地を購入することを決定したと発表した。
今回の土地購入は、グジャラート州政府が積極的に誘致したもので、マルチ・スズキは近く州政府と正式調印する予定。今回購入を決定した土地での工場建設の時期などは未定。
マルチ・スズキでは、現在、グルガオン工場(ハリヤナ州)、マネサール工場(同)で、合計年間120万台以上の四輪車を生産している。今回の土地購入は、拡大を続けるインド自動車市場の今後の需要増に対応するとともに、海外向けに輸出の物流費削減を図る狙いがある。