パイオニアは25日、自転車用ナビゲーション市場に新たに参入。自転車専用サイクルナビゲーション『SGX-CN700(ポタナビ)』を2012年2月に発売すると発表した。
新製品は、道案内やルート探索といった従来の自動車用カーナビの延長線上ではなく、自転車を使った散策(ポタリング)をより楽しむための各種機能を搭載。
寄り道をしても目的地を見失わないように、内蔵GPSで把握した自車位置と、目的地・出発地をラインで結んで判りやすく表示する「ポイントライン表示」機能や、時間にあわせた往復可能な範囲を地図上に円形グラフィックで表す「タイムサークル表示」機能など、安心してポタリングを楽しむための機能を搭載している。
さらに、自転車に設置した付属のセンサーから、ペダル回転数や速度などを数字だけではなく、エンタテインメント性の高いグラフィックで表示。
また、通信モジュールを内蔵し、ルート軌跡やセンサーからの情報などを、リアルタイムにウェブ上のマイページに自動送信する「カンタンロガー機能」のほか、ウェブサイト上で自分以外のユーザーの走行ルートなどを共有し活用することも可能としている。