9日、FOM代表のバーニー・エクレストン氏は、F1日本グランプリに招待した東日本大震災の被災者3000人に向け、「頑張れ、ニッポン!」とのメッセージを届けた。
今回のF1日本GPには、エクレストン氏による提案で、東日本大震災の被災者3000人を招待する「バーニーシート」が設けられた。「同大会を被災者に見てもらうことで、日本国民を元気付け、日本から世界に元気を発信したい」との考えで、今回の招待プランを提案したという。
以下、バーニー氏のメッセージ全文。
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F1日本グランプへの招待をお受けいただきうれしく思います。
この春の震災で、大変な被害にあわれた被災者の皆様が、勇気と規律を持って力強く復興へと歩まれていらっしゃいます。被災者の皆様ならびに日本の友人の皆様が、今後も復興に向けての大きな努力を続けられますよう願っています。
世界が賞賛の念を持って皆様の努力を見守っています。
本日私は、皆様に直接お目にかかることはできませんが、私は皆様と共にあります。鈴鹿のF1レースをどうぞお楽しみ下さい。私たちは、来年もまた日本の友人の皆様にお目にかかります。
頑張れ、ニッポン!