アウディのサービス技能コンテストで日本代表が初優勝

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世界一を獲得したアウディ高松のチームスタッフ
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アウディジャパンは、2011年10月4日から7日までスペインで開催されたサービス技能コンテスト「第7回アウディ・ツインカップ・ワールドチャンピオンシップ」で、日本代表チームであるAudi高松が初優勝を飾ったと発表した。

「アウディ ツインカップ」は、サービスクオリティの向上を目的としたサービス技能コンテストで、全世界で毎年開催。各国の優勝チームは、その国の代表としてワールド チャンピオンシップに出場し、アウディ世界一の座を競う。今年は35か国から66チームが参加した。

昨年開催された日本大会には、テクノロジー部門80 チーム、サービス部門106 チームが参加。テクノロジー部門ではAudi高松が、サービス部門ではAudi月寒が優勝し、今回のワールドチャンピオンシップに挑戦した。

「アウディ ツインカップ」には、メカニックによる整備技術を競う「テクノロジー」と、点検や整備で車両を預かる際、オーナーとのコミュニケーションスキルを見る「サービス」の2部門があり、 ツインカップという名称もこの2部門に由来する。競技は学科だけでなく、実車を使用した実技もともない、あらかじめ車両に設定された不具合の故障診断や、不具合原因を見つけ出すことなどの課題を制限時間内にこなすことが求められる。評価ポイントは、「態度」「プロセス」「品質」「時間」。テクニックだけでなく作業の確実性と迅速さも重要となる。

アウディジャパンは、「今回はじめて日本代表が世界一の座を獲得したことは、アウディの成長戦略の要素のひとつである顧客満足度の向上に注力していることを証明するもの」と喜びのコメントを発表している。

《宮崎壮人》

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