インド新車市場でトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキは1日、9月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は8万5565台。前年同月比は8月の12.7%減をさらに割り込む20.8%減と、4か月連続で前年実績を下回った。
8万5565台の販売台数の内訳は、インド国内が7万8816台。前年同月比は17.2%減と、4か月連続のマイナスだ。輸出は6749台。前年同月比は47.5%減と、2か月ぶりにマイナスへ転じた。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A‐スター』などが、トータル6万6667台を販売。前年同月比は17.8%減と引き続き落ち込む。
Aセグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万1737台を販売。前年同月比は15.1%減と、3か月連続のマイナスとなった。
マルチスズキは、9月のインド新車販売が落ち込んだ理由について、「マネサール工場でのストライキの影響」とコメントしている。