日本自動車工業会が発表した8月の二輪車輸出台数は、前年同月比3.3%減の3万2938台となり、3か月ぶりにマイナスとなった。
車種別では、小型二輪車が同10.0%減の1万8605台と3か月ぶりにマイナスとなった。軽二輪車が同17.7%増の8968台と2か月連続のプラス。原付二種が同4.6%減の3780台と6か月連続のマイナスとなった。原付一種は同11.7%減の1585台と4か月ぶりのマイナス。
地域別では、北米が同35.3%増、中南米が同34.8%増と伸びたものの、主力の欧州が同27.4%減と落ち込み、全体を押し下げた。
輸出金額は、車両分が1億8095万ドル、部品分が1億1592万ドルで総額が2億9687万ドルとなり、前年同月と比べて10.8%の増加だった。