ダッソー末次社長「3次元モデルは新たな伝達ツール」

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ダッソー・システムズの末次朝彦社長は12日、シムドライブとの共同会見の中で「3次元モデルは新たな伝達ツールであり、言語である」と強調し、同社が進めている3Dによるデザインがさまざまなところで利用されていくとの見方を示した。

というのも、3次元のモデルで見せられたほうが言葉で説明されたよりも早く理解でき、その理解も深くなるからだ。しかも、世界中の誰が見ても分かるというように国際性も持っている。したがって、さまざまな人に有効に使ってもらえるというわけだ。

「みんなで3次元のモデルを共有していくことによって、新たな知識やアイデアが生まれてくるのではないか。私どもが実験したいのは、世界の人の知恵を集めて、新たな進化をしていくことだ」と末次社長。同社ではそれをグローバル・イノベーティブ・コラボレーションと呼んでいる。

末次社長はこれから世の中の森羅万象のすべてを3次元に表現できるような製品開発を進めていくという。あらかじめそれをシミュレーションしておけば、地球に悪影響を与えないモノづくりができると考えているのだ。

《山田清志》

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