F1イタリアGPを圧倒的な強さで制したレッドブルのセバスチャン・ベッテル(11日)。先週、ガンとの壮絶な戦いの末に31歳の若さでこの世を去ったスタッフメンバーへの弔いの意味を込めた特別な勝利となったという。
「苦手だったモンツァを制することはチームとしても悲願であり、さらにセバスチャンが圧勝できたことは素晴らしい。われわれにとって最適ではないと見られていたサーキットだっただけに、願ってもない結果。チームにとって最高の一日だよ」
「だが、悲しいことに先週、われわれは5年間を共に戦ってきた若き仲間を失った。彼女は31歳という若さで、勇敢にガンと闘っていた。チームの仲間として、今日の勝利は彼女に捧げたい」と、クリスチャン・ホーナー代表は語っていた。